「別冊宝石」傑作選 (光文社文庫)¥ 780 通常24時間以内に発送 ★★★★ |
「別冊宝石」傑作選 (光文... | |
| 戦後ミステリは爆発的なブームとなり、数々の雑誌が創刊されましたが、「別冊宝石」は「宝石」の弟分としてできました。当初は「宝石」を補完するものとして位置付けられていましたが徐々に新人コンテストの候補作を一挙に掲載したり海外作家の長編を一括掲載するなど、独自の方向性が見えていますその「別冊宝石」に掲載されたまま埋もれてしまった作品群を編纂したのがこの本。ミステリーの資料性も非常に高いものとなっております | ||
上海幻想[仮題] |
上海幻想[仮題] | |
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乱鴉の島有栖川有栖 ¥ 1,785 通常24時間以内に発送 ★★★★ |
乱鴉の島 | |
| 時事の色々なことを詰め込みすぎたと思う。 導入部分とか、どうでもいい背景説明が長すぎる。 ヒミツもどのくらい大事な秘密なのか疑問。 ストーリー練る順番を間違ったんじゃないかしら? 有栖川作品としては平均的な出来と思う。可もなく不可もなくで、ミステリとしてはいまいち魅力に乏しい。 火村シリーズで4年ぶりの長編ということもあってか、火村・有栖川コンビがいまいち冴えない感じなのが残念。特に有栖川の暴走(本当はそうでもないのだが)にはしらけてしまう。 メイントリックは、それはそれで面白いのだが、本筋とは関係ないような気がするのは私だけではないだろう。 クローンとか巨億を稼ぐ青年実業家とか、時事ネタに走っているのもちょっと。古本屋で100円だったのと、前から「有栖川というのがすごいペンネームだな」と思っていたので購入してみました。 …これは… 好きな人には好きな類でしょう。でも本格的ミステリーかどうかと言われると… ライトノベルに分類されても良いと思います。 中学校の図書室などに置いて、「読書嫌いの人でも読みやすい!」というポップをつければ 人気がでるような、そんな作品です。 でもこ... | ||
ヨリックの饗宴五條瑛 ¥ 1,890 通常3〜5週間以内に発送 ★★★★ |
ヨリックの饗宴 | |
| ちょうど総裁選挙の頃に発行されて、内容も政治の裏の物語昨年の熱氷と同じノンシリーズです。お馴染みの名前が出てこないけれど、相変わらず読ませてくれます。初めてこの方を読む人にお薦めです。従来の諜報物の同氏の作品と異なり、政治を舞台とした作品。読みやすいし、感情移入もし易い良作であった。ちょっともの足りない気もするが、キャラ立ちも良く楽しめた。 | ||
ユージニア恩田陸 ¥ 1,785 通常24時間以内に発送 ★★★★ |
ユージニア | |
| 大量虐殺となった毒物混入事件を色々な視点から見ることで描いた作品。「Q&A」と同じような仕組みですが、ぼんやりとした雨に包まれた雰囲気が小説全体を包んでいて、1人の容疑者とも言える女性が雨の向こうに見え隠れします。 ユージニア、私のユージニア。 私はあなたと巡りあうために、 ずっと一人で旅を続けてきた。 殺人現場におかれた謎の詩に、ゆっくりと流れた時間。時間の流れを味わいながらゆっくりと読み進めてください。恩田陸さんらしい作品だと感じました。証言をあつめていくという小説のスタイルは、おそらく有吉佐和子の「悪女について」で一定の形式を整えたものといっていい。その後、この形式は宮部みゆきに引き継がれ「理由」を生むことになる。「理由」で頂点に達したこの形式は、あとはバリーションをつけなければ既視感のあるつまらないものになってしまうだろう。そこで恩田陸の「Q&A」「ユージニア」と貫井徳郎「愚行録」が存在するわけだ。「ユージニア」は、ある大量殺人事件を追った小説(?)を書いた満喜子という女性をさらに追うという形式をとっている。もちろん、インタビュー形式なのだが、途中「三人称文体」... | ||
ユグノーの呪い新井政彦 ¥ 1,785 通常3〜5週間以内に発送 ★★★★★ |
ユグノーの呪い | |
| 舞台は2018年。精神病治療はバーチャル記憶療法士が患者の記憶に潜入しトラウマを絶つ方法が開発されていた。バーチャル記憶療法士健吾はユグノー呪いがかかったメディチ家の末裔・ルチアの記憶空間へ…! 最初から引き込まれ、一気に読んでしまう。手放しで面白かった。 | ||
幽霊博物館赤川次郎 ¥ 890 通常24時間以内に発送 |
幽霊博物館 | |
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模倣密室折原一 ¥ 1,890 通常3〜5週間以内に発送 ★★★★ |
模倣密室 | |
| 本書はタイトルとサブタイトルでも分かるかと思いますが、7つの密室ミステリー事件が連作として描かれる作品集。いずれもドジでありながら密室事件好きな黒星警部の推理が描かます。その黒星警部ですが、個性なキャラクターで、折原一らしい密室事件のトリックが満載で、一気に読むことができ、ミステリーも十分堪能できました。引き続き黒星警部の活躍をシリーズとして読みたいです。 | ||
ミステリーズ!vol.17¥ 1,260 通常24時間以内に発送 |
ミステリーズ!vol.17 | |
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ミステリーズ!vol.16¥ 1,260 通常24時間以内に発送 |
ミステリーズ!vol.16 | |
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ミステリーズ!Vol.07歌野晶午他 ¥ 1,260 通常4〜5日以内に発送 |
ミステリーズ!Vol.07 | |
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魔女の死んだ家 (ミステリーランド)篠田真由美 ¥ 1,995 通常24時間以内に発送 ★★★★★ |
魔女の死んだ家 (ミステリ... | |
| 三部構成になっているミステリ。第1部が、母親にまつわる生と死の記憶を語る子どもの話。第2部が、密室でひとりの女が死んだ事件を語る関係者の証言。そして第3部で、事件の真相が過去の闇から浮かび上がり、関係者の間で解き明かされる。ざっくりまとめてしまうと、大体こんな構成になっています。事件に関わった人たちの話を通して、艶やかな桜の化身のようなひとりの女性の姿と、事件が起こった屋敷の、特に庭に咲く草花の風情が過去から蘇ってくるような味わい、それが印象に残りました。第1部、第2部と読んでいって、フランスのミステリの匂い、さらに言えば、ボアロー&ナルスジャックの作品を思わせるようなミステリの香り、それに通じる味わいがあるような気がしました。朦朧としておぼろげな過去の記憶の中から、ミステリアスな香りが立ち上ってくるようなところに、一種共通した匂いを感じたのです。ミステリーランドのシリーズは何冊か読みましたが、本書が一番難易度が高かった。まるで、曖昧模糊とした過去の記憶の中を、目隠し鬼の遊びのように手探りしながら進んでいく感じ。正直、子どもが読むにはかなりしんどい作品なんじゃないかと、そう思ったんだ... | ||
凶鳥の黒影 中井英夫へ捧げるオマージュ赤江瀑 有栖川有栖 嶽本野ばら 恩田陸 笠井潔 菊地秀行 北村薫 北森鴻 倉阪鬼一郎 竹本健治 津原泰水 鶴見俊輔 中井英夫 長野まゆみ 三浦しをん 皆川博子 森真沙子 山田正紀 本多正一 ¥ 2,520 通常24時間以内に発送 ★★★★★ |
凶鳥の黒影 中井英夫へ捧げ... | |
| ぐっときてしまうわけですが。恩田陸、笠井潔、菊池秀行、北村薫、長野まゆみ、三浦しをん、山田正紀(敬称略)の七人はエッセイ、他の方々が短編を書かれています。この中に誰か一人でも好きな作家がいるなら、読んで損はないと思います。中井作品がまさに〈永遠の呪縛〉たりえることがうかがえる本でした。 | ||
魔王城殺人事件 (ミステリーランド)歌野晶午 ¥ 2,100 通常24時間以内に発送 ★★★★ |
魔王城殺人事件 (ミステリ... | |
| 倉知淳氏の「ほうかご探偵隊」に続いて、このシリーズで読んだ2作目なので、どうしても「ほうかご探偵隊」と比較した感想になってしまう。 もし僕が小学生で,この本を読んだなら「こんなキャラ設定は有り得ねぇー」と感じただろう。 むしろ「ほうかご探偵隊」のメンバーの個性の方が,現実離れしていて強烈な分、かえってリアリティを感じられたかもしれない。 それと メンバーをニックネームで記述するのは賛成だが、例えば『おっちゃん』(⇔小川君のあだ名)と書かれると、「おっさん」(⇔オジサン)と混同してしまって混乱してしまう。 結果、子供向きに書かれたのだとしたら あまりに大人目線。(昔子供だった)大人向きに書かれたのだとしたら、ちょいとトリックが平凡すぎ。。。ってなわけで、星2つ でした。 蛇足だけど、「あとがき」に書かれたナゾの方が 僕にとっては面白かった。 実話らしいけど、やっぱ事実は小説以上なのかも・・・・少年探偵ものとして、素直に読めた。 ひねりすぎず、かといって簡素すぎもしない。 子どもにも大人にも、というミステリーランドに相応しい作品だと思う。 実際の事件と、主人公の少年が出すアリの問題... | ||
亡命者 ザ・ジョーカー大沢在昌 ¥ 1,785 通常24時間以内に発送 ★★★ |
亡命者 ザ・ジョーカー | |
| 仕事は「殺し」以外のすべて。トラブルシューター ジョーカーの第二弾。 前作を読んで面白いと思った人向けかな。面白のですが、ジョーカーに感情移入し辛いのは、何故でしょうか? ジョーカーシリーズの第二弾。 文章も軽くスラスラと読め、ハードボイルド作品としては標準以上なのだろうが、それ以上でもそれ以下でもない作品という印象を受けた。 たとえていうなら、機械で大量生産された製品の一つのようなもので、飛び抜けた特徴を感じなかった。 大沢氏やジョーカーシリーズのファンでなければ、あえてこの本を読む理由は見あたらない。 バラエティに富む短編集で楽しめました。ジョーカーの過去なども若干明かされます。 でも今回、ジョーカーあんたやられすぎ、ってくらい危機一髪すぎです。 連載をまとめて忘れた頃に単行本化してくれる今のペースで丁度良いですね。 特に期待しているわけではないですが、読めばやっり面白い。 こういうライトなハードボイルドも相当うまいですが、やっぱり長編を読みたいですね。殺し以外のもめごと解決屋、ジョーカー。そこの持ち込まれる数々の事件を元にした短編集です。6つの短編からなります。今回の事件は... | ||
モーダルな事象 (本格ミステリ・マスターズ)奥泉光 ¥ 1,950 通常24時間以内に発送 ★★★★ |
モーダルな事象 (本格ミス... | |
| まず、この作品の前に「鳥類学者のファンタジア」を読むのが前提だが、それは本作をより面白く読むためであって、屁理屈をこねるためであってはならない。奥泉光の作品は、登場人物たちの大真面目なおかしさと、目まぐるしい舞台の移動、文章の勢いを楽しむのが正解のような気がする。時間のあるときに一気に行くべきだ(一気に読まずに済ませられる人は、相性が悪いと見る)。ジャズに詳しい方、多摩地域、特に中央沿線在住だと笑える頻度は確実にふえる。 芥川賞作家に理屈を求める読者がいるのが不思議でならない。 昭和の東京を舞台に、荘厳華麗な本格推理の大伽藍を構築し、挙げ句一瞬で全てを夢幻のうちに消失せしめた恐るべき傑作「虚無への供物」。中井英夫の探偵小説史上に燦然と輝く金字塔は、読者より、むしろ実作者にとって一層強く意識され続ける存在だろう。 新本格とうたわれる作家達の中にあって、少なくとも奥泉光にとって「虚無への供物」とは作家として一度はぶつからねばならない作品だったようだ。しかし、中井英夫の傑作に相応しいリスペクトはどうあるべきか。真面目な中井英夫の衒学、耽美、レトリックを、ユーモア、滑稽に置き換え、あ... | ||
魔―本格ミステリ・マスターズ (本格ミステリ・マスターズ)笠井潔 ¥ 1,850 通常3〜5週間以内に発送 ★★★ |
魔―本格ミステリ・マスター... | |
| ストーカー、拒食症といった現代社会の病理を抉った快作、と言いたいところですが、これらの病理に対する考察がやや甘いと思います。サイコセラピストが精神分析の見地からストーカー、拒食症を解説しているのですが、笠井ファンなら精神分析よりも現象学による解説を望むのではないでしょうか。ミステリーとしての出来は流石ベテラン笠井、そつなくまとまっています。 本格ミステリ・マスターズと銘打たれた叢書の一編。作者は笠井潔。笠井潔さんといえば『哲学者の密室』などに代表される思想的推理小説や伝奇小説、本作に登場する私立探偵飛鳥井が活躍するハードボイルドなど多方面で活躍する作家である。本作では私立探偵飛鳥井が、サイコセラピスト鷺沼の依頼で事件に関わっていく姿が描かれている。また、本格をも自分のフィールドにしている著者らしく、ハードボイルドと謎解きが、巧みに作品に織り込まれ、濃密な世界を作り出している。ハードボイルドとしては食い足りないと思う向きもあるかもしれないが、十分な水準に達している佳作。巻末のエッセイも興味深い。 | ||
輪(RINKAI)廻 文春文庫 (文春文庫)明野照葉 ¥ 590 通常24時間以内に発送 ★★★ |
輪(RINKAI)廻 文春... | |
| タイトルは「りんね」ではなく「りんかい」。タイトル通りの話。ただの生まれ変わりではなく「累」という怪談が基。といっても「累」が何なのかはこの本を読むまで知りませんでした。怪談が基なだけに基本的にホラーです。でも序盤そんな感じはしなく家庭問題に悩む話みたいに感じ、行動を起こし始めた主人公が「累」というキーワードに辿り着いてからは徐々にホラー染みて来ます。元々は殺されても仕方ないだろうっていうような人の恨みというか欲が因縁になっているんですが、読んでて気持ちが悪くなっていきました。旧家の嫁姑問題。離婚してから金が目的で周りに集まってくる人達。上手くまとまった。これで幸せだ。と思わせつつ、これでもかと因縁を繰り返し。流石にそれはないだろうとも思うのも多々あるんですが。ホラー要素を抜いてしまえば昼メロのような気もします。 | ||
幻痛(ァントムペイン)牧村泉 ¥ 1,680 通常3〜5週間以内に発送 ★★★ |
幻痛(ァントムペイン) | |
| 失踪した旦那が立てこもり事件の当事者になり一緒に住んでいた女の子に殺されてしまった。その旦那がどういう暮らしをしていたのか、殺した女の子の母親とともに探る話。「どうしてかわからないけれど、そう言ってしまった」みたいな表現が多々あり、その文句で流れの不自然さをごまかそうとしている感がありあり。この二人をいっしょに行動させたかった、というのがまるわかりです。これは妻として、母親として、女としての感情をつづった話だと理解した方がいいのでしょう。その媒介として事件を起こさせたとしか思えないです。ねちねちした感情がいらいらするほど伝わってくるので、(特に女の子の母親)その巧さは買います。でも、前述した通り、話が不自然すぎるし、最後がだから何? その事件をきっかけにして大きく変わったわけじゃあるまいし、と思ってしまったので星三つです。 | ||
ファウストvol2乙一 滝本竜彦 佐藤友哉 西尾維新 ¥ 1,100 通常4〜5日以内に発送 ★★★★ |
ファウストvol2 | |
| この中で一番面白いのは、滝本竜彦と乙一であり、それ以上は読む必要があるって言うと? 舞城は翻訳だし、佐藤友哉は別に面白くないし、西尾維新は前よりもよかったけど、所詮りすかだし。だけど、とにかく清涼院がいるページは全部潰したほうがいいと思う。ページの無駄だろ。黒色のポカリスエット/佐藤友哉上昇志向って何かを考えさせられるあとは祖父さんがカッコイイ最強おらが村 最強 | ||